始めはバスに乗るのが酷く億劫だった。
これから金使って某所までいき、短時間しか滞在しない上に、目的も散財。来月の財布の中身を気にかけると酷く憂鬱な気分になった。
それでもバスに乗ってしまったんだから仕方がない。
時間のかかる移動のために、ハイルが推してた6を持参。
1ページも開く事なく下車することになるだろうと踏んでいました。
だって、バスの中では睡眠を朝削った分まで貪るでしょう?
AYAのMDだって持ったし。鞄の中にはきっと溢れんがばかりの煩悩が詰まるし。そういうの邪魔って思ってた。
しかし8時間ってのはあまりにも長かった。
バイトしてたらきっとそういうのはあっと言う間なんだけど。(いや、そうでない時もあります)
外は段々と暗くなり始めました。
もう夕方から夜に代わりそうな時間です。
けど、12月を思い返せば少しは日が長くなったような感じはする。
まぁ、そういう時間なんだけど、結構それが読書にはもってこいな環境だった。
外は暗くても中は明るくて、寝るには目がランランしすぎてる。けど、夕焼けをチビチビと堪能しながら読書なんて・・・ちょっとした贅沢でない?
いや、ミレミレにとっちゃかなりの贅沢だ。
日頃忙しく、10分しか乗らない電車では、日頃のグチをメールしたりブログにアップしたりする時間に費やされ、気がつけば帰宅。食事、風呂、落書き就寝の順番で1日がおわる。
なんとも呆気なく、平凡でつまらないものだろう!
そしてまた朝が来るんだ。
休日は課題と昼寝(これがガンだ)でHPの回復。
そしてまた月曜日がくるんだ!
ゆっくりと時間を取って本を読む、そんな暇がない。
読まねばならない書籍であれば、休憩時間に寸暇を惜しんで読むことがあるけれど、それって休憩ではない。よね?
そういう訳で、憂鬱に感じてた8時間。これが、1冊の しかも持参することを躊躇った本のお陰で緩和することができた。
正にハイルに感謝です。
6、1巻読破しました。
所要時間実に4時間。
行きに3時間帰りに1時間。
時間がなくて本屋で2巻を買えなかったことが唯一の失敗。
今回は朝から晩までで、全てが時間通。7時02分の電車に乗ること。買い物して7時20分のバスに乗ること。
15時までに京都駅に帰ること。15時15分の快速に乗ること。
買い物して16時22分のバスに乗ること。オールクリア。
今日の夕焼けがまた一段と綺麗に見えます。
思い立ったのが、土曜日。今回の旅は結構自分でも合理的にタイミングよくこなせたと思います。
家に着くまでが旅ですが。
しかしあと3時間弱。
6読み切ってしまった。
何して過ごせばいいんだ!
暇だ!
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